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子どもへの指示を減らすことが、子どもが自力で考える第一歩!
家庭の時間を考える上で、最も注意すべき時間は朝です。
朝は誰もが忙しい時間帯ですが、いい状態でスタートすると、1日がとてもスムーズに動きます。
朝の家族の動線がぶつかり合うようでは、朝からストレスにさらされます。家具の配置や起床時間の調整で解決することもあります。リビングの時計は見やすいものを見やすい位置にかけましょう。
日常のちょっとした不便が時間を奪い、次から次へやることを毎日繰り返し言っていると、親の言うとおりに動くことが習慣化してしまいます。そのため、子どもは次に自分がやるべきことを考えなくなり、自主的に動かなくなります。
朝の生活をスムーズにするためには、まずは家族で朝の生活について話し合いをしてみましょう。そしてその結果をルーティンに落とし込んで、紙に書いて部屋に貼り、その通りに行動できるよう、時間をかけて習慣化していきましょう。
家族で家庭内朝活!
朝の生活に余裕がでてきたら、百ます計算や漢字、音読など簡単で集中できる学習をしてみましょう。
15分程度の朝学習の中で、「音読と百ます計算」「百ます計算と漢字練習」などの単純なトレーニングを集中して行います。
15分程度の朝学習の中では、助言したりする必要はありません。たとえ誉め言葉であっても、学習作業中のそれは逆効果になってしまいます。集中しているときは注意しましょう。
充分休息をとった朝の脳は学習効率も良いです。1つのことをより短時間で集中して行うなど、お子さんに合う形を見つけながら、取り組んでみてください。やり方次第で十分成績アップも可能です。
朝学習のポイント
①スピード・テンポ・タイミングを意識する
②最低二週間は同じ物を繰り返し行う
③手順を示し瞬時に行う
④可能な限り毎日行う
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