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陰山英男先生に聞いてみた!パート1

百ます計算で有名な陰山英男先生が様々な質問答えてくれました。

【質問1】
句読点の使い方は、どのように教えていったら良いのでしょうか?
ネット等で調べると、正解はなく感覚という解答が多く、自分の感覚が、合ってるのかどうか自信がありません。ましてや、感覚というものはどう教えるのかも分からずなので、なにかアドバイスいただけないでしょうか?

【A】
句読点の使い方は、文章を書くことを重ねることにより、感覚が身についていきます。
一行日記を書いてみたり、教科書の文章を写し書きしてみたりするのもいいと思います。
特に、読書感想文コンクールの入賞作品などを書き写したりすることは勉強になります。
また、スコーラでは作文教室もオンラインで行っておりますので、ご受講いただくこともおすすめです。文章を書くこと以外でしたら、音読もいいです。実際に文章を声に出して読んでみると、どこで息つぎをするかも体感でき、句読点の位置もわかってきます。

【質問2】
1年生です。学校の宿題と家庭学習なのですが、学校から帰ってきてからの時間配分が難しいです。どうしたらいいのでしょうか?

【A】
学習時間は宿題も含めて最大2時間となりますが、集中して短時間で終えることが大切です。
1年生は学校から帰ってきて、宿題をやるだけで精一杯の日もあるかと思いますので、朝学習はいかがでしょうか。初めは大変かと思いますが、「計算と漢字」「音読と計算」など15分ほどの学習になりますので、習慣さえついてしまえばサッとできるものかと思います。
朝=家庭学習(15分ほどで終わる学習を選択)、放課後=学校の宿題
また、家庭学習については1年生ですので、お子様にやる気のない日は無理してやらなくてもいいです。2年生の秋くらいまで、子どもによってムラはでます。 できるだけ学習習慣はつけてはいきたいですが、無理に毎日する必要はないです。

【質問3】
『たったこれだけプリント』のおすすめのやり方を教えていただきたいです。

【A】
『新・おうち学習戦略』にも書きましたが、問題の解き方を音読してから問題を解いてください。鉛筆が止まったり、悩んでいるようなら、該当部分を再度音読させてみてください。低学年の場合、それでも問題が解けないときは保護者の方が音読してあげるのもいいです。子どもの様子を見ながら、音読を繰り返させたり、少し説明を加えてみてください。
1回目は理解が浅くても問題ないです。2回、3回と繰り返し、問題と答えを暗記するころには、理解が深まっていきます。

【質問4】
『朝5分ドリル 国語文章読解』が終わったのですが、まだ完璧ではありません。その後は、何をするといいのでしょうか?

【A】
朝5分ドリルの文章読解は、実は後ろにいけばいくほど難易度が高くなっています。もう一度同じ教材を行っていただいても構いませんし、1学年前の文章読解をやってみて「できた!」を積み重ねるのもいいです。そして、『〇年生の国語』や課題文が楽しい『なぞ解きストーリードリル』などで味変するのも有です。
また、読解ドリルを解いていてわからない言葉があったら、丸つけをするときや丸つけが終わったあとに、辞書で言葉の意味を調べて、付箋やノートなどに書いていくと、辞書の使い方や言葉の意味も理解できます。

【質問5】
『はじめてのたしざん』を1冊終え、『はじめてのたしざん』の2冊目にいくか『はじめてのひきざん』に進むべきか判断に悩んでいます。次へ進む目安などはありますか?

【回答】
正解が8割以下でしたら、もう一度『はじめてのたしざん』を行うことをおすすめします。
焦って先に進めるよりは、もう一度行い「できた!」を増やすと勉強も楽しくなっていきます。スコーラのオンライン講座をご活用されてみるのもおすすめです。

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