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理科と社会科は音読を徹底してみてください
音読は徹底してひたすら繰り返します。まず、すらすらは読めませんが、それは普通のことです。
理科や社会科に出てくる「水溶液」「四民平等」「国民主権」などの用語は、日常生活の中では耳にすることが少ない言葉なため、音読するとすらすら読むことが難しいのです。
中学校の理科や社会科についてですが、入口においては漢字との闘いになります。小学校の漢字テストで八割程度ではとても歯が立ちません。中学校の先生も理科や社会科の指導に力を入れているのですが、漢字が読めていないのです。
山長期休みなどに教科書を先取り音読するだけでも違ってきます。ぜひやってみてください。
なぜ音読なのか?
黙読の怖いところは実際に読めていなくても、教科書を眺めているだけで分かった気になっているからです。声に出して文字を認識しましょう!
音読は国語のイメージがあります。国語の音読は時間をかけるため、そこまで難しくはありません。理科と社会科はとても難しく、算数の文章題も隠れたハードルです。音読して読めるか確認してみましょう!
音読はレベルが低く面倒な学習で、難しい問題を解くことの方が重要だと思われています。声に出すことが習慣化すると、刺激が高まり脳に刻み込まれます。音読は時間対効果の高い学習なのです。
ちなみに16歳で東京大学に合格したカリス氏の学習方法は徹底した教材の音読でした。とにかく読むことを大切にし、音読習慣はその土台となりました。
学習指導要領の高度化に伴い、高校入試も難化してきているようで、中学校での学習はより大変かもしれません。そのため、内容の被っている理科や社会科については、小学校高学年より手をつけてもいいかもしれません。音読力が高まれば理解は難しくないと考えています。
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